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毎日がもっと楽しく!自宅でできる「脳活」習慣で、心も体も元気に

Tags: 脳活, 認知症予防, 健康習慣, シニア, 自宅でできる

年齢を重ねるにつれて、「最近、物忘れが多くなった」「頭を使うことが少なくなった」と感じることはありませんか。漠然とした不安を抱えながらも、何をすれば良いのか、どこかへ出かけて参加するのも少し気が引ける、と感じる方もいらっしゃるかもしれません。

この記事では、そんな皆様に向けて、自宅で気軽に始められる「脳活」習慣をご紹介いたします。特別な道具やスキルは一切不要。ご自身のペースで楽しみながら、心身ともに元気を保つヒントを見つけていきましょう。

「脳活」とは?なぜシニア世代に大切なのでしょうか

「脳活」とは、脳を活性化させるための活動全般を指す言葉です。脳は私たちの思考や感情、記憶、運動など、あらゆる活動を司る大切な器官であり、適切な刺激を与えることでその機能の維持・向上に繋がると考えられています。

シニア世代にとって脳活は、認知機能の維持はもちろんのこと、日常生活の質を高め、新しいことへの意欲を育む上でも非常に重要です。外出への抵抗や一人で参加することへの不安を感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、ご安心ください。脳活は、自宅で、一人でも十分に楽しむことができるのです。

自宅で手軽にできる、おすすめの「脳活」習慣

ここでは、今日からすぐに始められる簡単な脳活習慣をいくつかご紹介します。大切なのは、無理なく、毎日少しずつでも続けることです。

1. 新しい情報に触れる「読書や書き物」

新聞の気になる記事を声に出して読んでみたり、興味のある分野の雑誌や本を手に取ってみるのも良い脳活です。本の内容について「なぜだろう?」と考えてみたり、登場人物の気持ちを想像してみるだけでも脳は活性化されます。

また、簡単な日記をつけてみるのもおすすめです。その日の出来事を短い文章でまとめる、食べたものを書き出す、感謝したいことを書き留めるなど、形式は問いません。文字を書く行為は、指先を使い、記憶をたどり、表現する力を使うため、非常に効果的な脳活になります。

2. 五感を刺激する「日々の暮らしの中の工夫」

普段の生活の中にも、脳活のヒントはたくさん隠されています。

3. 楽しみながら頭を使う「パズルやゲーム」

スマートフォンやタブレットをお持ちであれば、無料で遊べる脳トレアプリやパズルゲームも豊富にあります。数独(ナンプレ)やクロスワードパズル、間違い探しなども、集中力や論理的思考力を高めるのに役立ちます。

「難しそう」と感じるかもしれませんが、まずは簡単なレベルから、一日5分からでも構いません。同じように感じていた方も、まずは挑戦してみて、「できた!」という達成感が次の意欲に繋がった、という声も聞かれます。

4. いつもと違うことを試す「小さな変化」

脳は新しい刺激を好みます。日常生活にほんの少し変化を加えるだけでも、脳にとっては良い刺激になります。

脳活を続けるためのポイント

脳活は、特別なトレーニングではなく、日々の生活を豊かにするための習慣です。

まとめ

自宅でできる脳活は、皆様の健康な毎日を支え、心に豊かな潤いを与えてくれるでしょう。ご紹介した活動の他にも、ご自身が「楽しい」「やってみたい」と感じることを選んで、ぜひ今日から実践してみてください。焦らず、ご自身のペースで続けることが何よりも大切です。

日々の生活に小さな楽しみと刺激を取り入れ、心身ともに生き生きとした毎日を送りましょう。